インフルエンザの新しい検査法nodoca

11月ごろから、少しずつ、インフルエンザの患者様が増えてきております。

 

当クリニックではこのたび、インフルエンザの新しい検査法nodocaを導入いたしました。

 

新しい検査方法は、専用の器具を用いて、のどの画像を撮影し、その画像をAIで分析してインフルエンザが陽性か陰性かを判定します。

鼻腔に綿棒を入れて検査する従来のインフルエンザ迅速検査は、苦痛をともなうため、検査を嫌がるお子さまも少なくありませんでしたが、この方法であれば苦痛もあまり感じずに検査ができるお子さまも多いと思います。

 

また、従来法では、発熱後すぐに検査してしまうと、実際にはインフルエンザであっても、陰性と判定されることが多いですが、この検査であれば発熱後すぐでもかなりの精度で陽性を判断できます。

 

ただし、この検査方法は、6歳以上でなければうけられないことと、発熱後半日以降では鼻の検査に比べて精度が劣ってしまうことがデメリットとなります。しかし、検査の選択肢が増えますので、お子さまの状態に応じて適した検査を行うことが可能です。

 

インフルエンザを疑う症状がある場合は、ぜひ当クリニックをご受診ください。

 

なお、新しい検査法のnodocaでは、のどの画像や臨床情報を用いて、AIで判定しておりますが、個人情報は保護されておりますのでご安心ください。くわしくはこちらをご覧ください。